
このMeade LX200 16" F10 ACFシュミットカセグレン鏡筒とセットでタカハシEM500 Type3赤道儀を東北まで引き取りに行ってきて、ようやく買い取りが完了したので、以降は自由に扱えます。鏡筒が40cmあるので、その重量だけでも40kg弱くらいあります。普通の人では赤道儀に一人で乗せることができません。この画像は納品前の動作等のチェックで鏡筒を乗せていますが、この後東北まで納品しに行ってきて、その後メンテなども含めて6回も行きました。しかし、残念なことに昨年オーナーさんがお亡くなりになって、最近になってから親族の方から故人の意思を尊重する形で引き取って欲しいと連絡がありました。
最後に行ったのは、2024年だったのですが、その後連絡が無くなったので、無事に使ってくれているかが気になっておりましたが、まさかお亡くなりになっていたとは先日の電話がくるまで知りませんでした。元々このEM500とのセットは、当店で売らないで保管してあったものなのですが、たまたま他の件で連絡をもらった際に、Meadeの40cmが欲しいという話になり、それなら当店にありますと伝えたら相当喜ばれて、その後納品となりましたが、まさかわずか5年で帰ってくるとは想像もしませんでした。

引き取った機材の中でもこの40cmACF鏡筒は今となっては大変貴重で、Meade社が無くなった今ではもはや入手することさえできない製品です。他社でも作っていないので、欲しくても買うことができません。またこの鏡筒は、納品時に土星や星雲を眼視で見た時のあまりの素晴らしい見え味に驚いた記憶があります。その時は売ってしまったことを後悔したくらいだったので、それが今店にあることが信じられません。買い取った機材は基本的には売却しますが、この鏡筒だけは売らずにPENTAX MS-55zに乗せて使います。状態もとても良くて新品同様に綺麗な状態を保っているのが驚きです。

ただしこのEM500 Type3 GOTO仕様は売却予定です。このEM500は、元々は施設に入っていたもので、使わなくなったので当店でお引き取りさせていただいたものですが、Meadeの40cmを乗せるにはこのくらいの赤道儀でないと無理なので、売却が決まってからすぐに自動導入化改造をしたので、今も導入精度も追尾精度も当時のまま素晴らしいものです。Type3は、一般には出していなかったのと高速駆動に対応していたので、赤経赤緯の動きも非常に滑らかです。よって40kg近い大型望遠鏡を乗せてもスムーズに自動導入してくれます。前オーナーさんは使っていませんでしたが、ASIAIRやステラショットなどとの連携もスムーズです。

ピラー仕様ですが、元々のピラーが短くて反射望遠鏡用でしたので、350mmほどの延長筒を製作してドームのスリットの高さに合わせました。ウェイトは10kgが2個しかなかったので、1個を追加で製作しました。赤道儀も施設で丁寧に使われていたので綺麗な状態を今も保っています。ただし極軸望遠鏡のパターンが当時のままなので古いです。納品時にはこのパターンで極軸合わせをしましたが、特に問題なく使っていただいてました。今ならPoleMasterがあるので、問題はないでしょう。赤経赤緯軸には元々エンコーダーが付いていたので、それはそのままになっているので、ケーブルが飛び出しています。

駆動するための制御箱などはありませんので、この赤いコントローラーでスマホとの連携やPCとの接続も全て行うので、とてもスマートでシンプルです。電源はACアダプターから24Vに落として使いますが、携帯バッテリーで使えるので、AC電源がない場所でも使えます。まだ販売価格は決めておりませんが、決まったらお知らせ致しますが、発送はできませんので、お引き取りが必要です。

CORONADO Solar Max III 90-BF15 Hα太陽望遠鏡も当店で納品したものですが、合わせてお引き取りさせていただきました。状態もとても良くて納品してから観測所に入れていた状態でほとんど使っていなかったようです。ただ残念ながらハードケースが紛失されていてありません。見え味は当然ですが、Solar Maxの最終モデルですので、とても良いです。販売時にはケースをセットにする予定です。Solar Maxは、ヘリオスターが出てから人気に翳りが出てきましたが、90mmともなればその大きさから一般観望会では目立つ上に一目で太陽を見る望遠鏡というのが分かります。そういう意味でも観望会で使うには最適な太陽望遠鏡です。これもお値段が決まったら販売致します。
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