
来週末11月7日〜8日に小海町の町営グランドで行われる天文マニアのイベントには、当店は全く関与しておりません。当日は、お店の営業も対応もしておりませんので、ご来店いただいても何もできませんので、くれぐれもご注意ください。現在は、お店自体も特に営業日を設けておりませんので、他の日でご来店をご希望の方は事前にアポイントを取ってからお越しくださいませ。
昨年度で終了した星と自然のフェスタですが、思えばその立ち上げには苦労しました。星フェスの前までは原村の星まつりに10年以上出店と関与をしていましたが、原村の自然文化園が建設された直後の30年以上前に最初に星空観察会を開催して、プラネタリウムを操作しながらその後の観望会までやっていました。今でもそれが原村星まつりのきっかけになったと言われています。
その後しばらく空白があって、原村星まつりに出店させてもらうことになり、それが最後の開催年まで続きました。出店していた頃は海外へ行くことが多くなって、そのうち、アメリカへは毎年何度も渡航して現地の星イベントなどに数多く参加して、そこで海外の販売店やメーカー担当者と交流を深めるうちに、日本でも星イベントができないかと考えるようになりました。しかし、自分が本当にやりたかったイベントは、天文マニアを主体としたものではなくて、一般の人たちで星や自然に興味のある方々を対象にしたものでした。
そうして星フェスを小海町の方々と共に協力しあって立ち上げました。しかし最初に役場へこの話を持って行った時は、門前払いに近いもので「野辺山でやってください!」と冷たくあしらわれました。これではダメだと思って次にやったことは、星イベントに出展していたカメラメーカーや望遠鏡メーカー、販売店を直接訪問してフェイス to フェイスで頭を下げて回りました。それでようやく協力してくれそうな出展社を十数社集めてからそのリストを再度小海町の役場観光課へ持って行きましたところ、そのリストを見て担当課長がとても驚いて「本当にこれらの企業が小海町へ来るのですか?」と聞かれたので、「はい、来ます。ただし、その為には小海町が一つになってイベントに協力してくれる必要があります!と。それで最初に50万円の予算を出しましょう。」とのことで第一回の星と自然のフェスタが開催されました。
星フェスのお金のことでは、小海町が主催してくれていた頃は最初の50万円から始まって、その後は参加者が増えるのに合わせるようにその費用が増大していきました。しかし、民間になってからでも参加者の方々からは一円もいただいたことはありません。足りない部分はうちの店の経費として出しておりましたので、何とかやってこれました。ただ、何でも無料が良いのかと言われたら、それは"No"です。有料でも良いのですが、それに見合ったサービスなり特別な体験をさせてあげれば良いと今は考えています。
協力をお願いした企業や販売店は、直接会社を訪問しただけでなく、ジャパンバードフェスティバルへも行って出展協力をお願いして回りました。その中で毎年星フェスの盛り上げに多大な協力をしてくれていた、野鳥画家の谷口高司先生ご夫妻には、本当にお世話になっていて、第二回目から最後まで参加してくれていましたが、時には自費で小海町へ来て個展をやってくれたり会議に参加してくれたりと、それらがご縁となって、今では北海道のイベントでご一緒したり、大阪や他のイベントもご一緒することが多くなりました。とにかく気がついたら大切な師匠であり恩人であり友人としてお付き合いさせていただくようになりました。
星フェスは、多い時で90店以上の出店がありまして、参加人数も1500名以上あった時もあります。その中で特にクラフト店は、最大50店の参加があり、その一店一店は長野県内のクラフトフェアへ行って直接声をかけて参加を呼びかけたことによって集まってくれたものです。星イベントに何でクラフトなんかと思われるかもしれませんが、天文マニアが家族で参加する際にクラフトもあれば参加しやすいという声があったので集まってもらいましたが、実際に開催してみると、クラフトコーナーに全然人が行かなくて後からクラフト出店者の方々から相当苦情をもらいました。あの時は本当に申し訳ないことをしたと今も後悔しています。
残念ながら星フェスは、わずか10回にも満たずに終了となりましたが、終わらせるきっかけの一つになったことは、参加者が天文マニアの割合が多くなり、一般の方々、特に子供たちの参加が極端に減ったと感じたからです。また参加人数も頭打ちでこれ以上今の状態で続けても意味が無いですし、遠くから費用をかけて参加協力してくれる企業や販売店には申し訳ないと感じたので終了としました。小海町が主催してくれていた頃も多少の苦労はありましたが、民間主催となってからは、その時以上の苦労がありました。しかし、それでも続けられたのは、シャトレーゼ八ヶ岳の社長さんをはじめとしたスタッフの方々が積極的に協力してくれたことが大きいです。
いずれにせよ、今年はイベントのことを考えずに過ごせたので、その時間を大町の家のリフォーム作業やお店の作業に費やすことができているので良かったです。今後大町市で何らかのイベントには関わるかもしれませんが、一般の人たち、子供たちの健全な成長に役立つような地域に根ざしたものであれば積極的に協力していきたいと考えています。

学校法人からご依頼があってダブルスタックフィルターとブロッキングフィルターが使えるようにビクセンED70SSを用意してアダプターを製作しましたが、ようやく揃ったので太陽を見て検品しました。一応念のために修理交換したBFでSolar Max 60本体でも太陽を見ましたが、先日と同様で彩層面が何も見えずプロミネンスも見えませんでした。検品の際に太陽ファインダーが下向きになって使いづらいので、急遽ファインダー台座を取り付けて場所を変えました。納品するED70SSは、太陽フィルター類を外せば普通の光学望遠鏡として使えますが、太陽観測に戻す際に間違えた状態で使うととても危険なので、くれぐれもその扱い方に注意しないといけません。

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