TKオリジナル TK-ALZM2 微動雲台 used 機能良好

TK-ALZM2 ( Blue-黒赤 ） used品です。前TK-ALZMから改良してアップグレードしたモデルです。旧タイプはブログでもご覧になれますが、新型は搭載ベースをワンタッチで機材取り付けできるように改良しました。これにより工具フリーで画像にあるようにいろいろな用途を満たしてくれる「3 way 微動雲台」として生まれ変わりました。本品の重量は約1kgです。サイズ的にも手のひらに楽に収まるサイズです。お値段も若干アップさせていただきましたが、パーツ点数が増えた上に加工がより手間がかかっており、さらにネジ類もより使いやすいものに交換しているのでご容赦願えればと思います。

基本的な使い方はこれまでのTK-ALZM同様で、ポータブル赤道儀の極軸合わせの調整用として、またその自由度を活かした経緯台として、またカメラ撮影用の微動雲台として使用することが可能です。これまで販売されている微動マウントとは違って、最初からカメラ撮影も意識して設計しておりましたので、クランプフリーの状態で高度軸0-90度以上、方位回転360度自由に動きます。クランプを締めた状態でも30度以上動きますが、極力目的対象に近づいた状態でクランプを締めてから微調整してください。フリー回転はまるでベアリング内蔵しているように大変スムーズに動いてくれるので、目的の視野確保が楽に行えます。

本品には、水準器が標準で付属します。天体用だけでなく、写真撮影用三脚としても必要な部品です。一般的な微動装置には付いていないものです。機材の着脱は画像にある雲台コマ（ステンレス製）を押さえているつまみネジを緩めることで簡単に抜き差しでき、このコマを数個用意していれば、それぞれの機材に取り付けておけば、簡単に天体撮影から写真撮影に移行できます。この雲台コマも近日中に別売りで部品として販売いたします。

これまで海外遠征をされる方々は、天体用に微動マウントと風景一般撮影用の自由雲台、三脚も複数持って行くのが普通でした。しかし、このTK-ALZM2が1台あれば、天体使用〜風景、ポートレイト撮影までの必要を満たしてくれるので、１セットの三脚を持っていくだけで済むので、重量規制の厳しいオセアニア方面へ行くにも便利になるはずです。また海外日食などでも赤道儀を使わない撮影やポータブル赤道儀の微動マウントとしても大活躍してくれることでしょう。