通常の大型システマティックカーボン三脚にさらにKenko SEII赤道儀アダプターが付いてのセット品です。この1点限定の超特価です。
惜しまれつつ生産終了となった前モデルでしたが、新たに改良を加えて再生産となった、改良点は、GITZO三脚同様な雲台プレートの抜け止め機構が付いたことです。それ以外は前モデルと同等です。高剛性高品質システマティックカーボン三脚です。GITZOシステマティックの大型5型三脚と同じ40mm径の太めのカーボン材を使っているので、耐久性も剛性も高くなっています。以前に天文用として2段式のカーボン脚が販売されておりましたが、伸縮が2段しかないと、立ったままの楽な姿勢での撮影ができないのと、高い位置から見下ろすような視点からの撮影ができないことから、一般撮影に使うのはやや厳しそうなので、販売された当初から注目はしておりましたが、購入には至りませんでした。
写真用には、最低でも3段、できれば4段が必要で、雲台を取付けた状態で標準的な身長の人の目線にカメラが来るくらいの高さは欲しいところです。また天文用としては、脚を伸ばさないで赤道儀を乗せて腰くらいの高さは最低でも必要で、カメラ三脚ではなかなかそれだけの高さを持つものが多くありません。例えばポータブル赤道儀で使うような場合には、脚を伸ばさないで極軸望遠鏡が覗き易い高さにくることが必要で、この三脚はそれを満たしています。
このゴム製のクランプはグリップしやすく、素早い伸縮作業ができるように考えられています。この商品の製造元は中国ですが、中国製品とは思えないほどの精巧且つ機能的なものです。
冬期の雪上での撮影や不安定な地面での設置では、画像の標準付属品が役立ってくれます。GITZO三脚には付属しないものです。ただし雪の中で使うシーンがどのていどあるかは未知数ですが、星景写真では少なからずその構図を決めるために必然的に雪上に三脚を設置するシーンが出て来ると思うので、そんな時には役立つ部品です。
雲台ベース部はシステマティックなので、工具無しで簡単に着脱できます。天体用にこの三脚を利用するには、この部分に乗せるアダプターを製作する必要があります。これまでもGITZO用のアダプターは数多く製作してきましたので、難しいものではありません。赤道儀などを搭載されることを前提でこの三脚を考えておられる方には、お得なアダプターセットもあります。アダプター単体で頼まれると費用的に大きくなりますが、セット品はお安く設定しております。ただし、アダプター自体は在庫が無ければ納期が必要です。最大1ヶ月はお待ちいただきますことをご了承の上でご注文いただければと思います。
材質:カーボンファイバー
段数:4段
最大脚径:40mm
収納高:580mm
全伸高:1610mm
全縮高:535mm
最低高:180mm
トップフラットプレート寸法:
上面(雲台/カメラ取付面)直径:84mm
三脚取付部直径:70mm
最大耐荷重:40kg
自重:2.58kg
開脚角度3段階調節可能
雲台接続方式3/8ネジ