以前は、ポラリエ雲台ベースPCB-EQ3に装着した状態では先端が飛び出していたと思いますが、新型では飛び出しがありません。丁度PCB-EQ3の少しだけ内側に入り込んだ形になっています。まるでPCB-EQ3に合わせて設計されたような形状になっています。
表側から装着した感じですが、以前と変わっていないと思います。装着する時のはめ込み具合も以前と変わらずスムーズです。調光なども旧PF-Lと全く同じで、操作が無ければ自動で消灯するしくみは変わっていません。
やはり一番変わったのは、このパターンと倍率でしょうか。5倍20mm/実視界10度と、前モデル(6倍20mm/実視界8度)となって、KenkoスカイメモRSとほぼ同じ倍率と実視界になっています。実際に覗いた感じもスカイメモと同じ感じです。これで導入しずらかった周囲の2星が確実に入れ易くなったと思います。以前は端のほうギリギリにあったので、パターンも見づらくて苦労しました。南天へ行ってもスカイメモに慣れている方でも楽に使いこなせるでしょう。
このPF-L2があることで、小口径望遠鏡で星雲星団を撮影したり、写真レンズでの星空追尾撮影が正確にできます。ちなみに純正状態でのポラリエ本体だけではこのPF-L2は活かせません。PCB-EQ3セットと共に使ってこそポラリエが活きてきます。